病院からのお知らせ
7月30日(木) この1週間、危険物や毒物摂取の症例が増えています
夏休みに入ったことと、暑さの為でしょうか、この1週間誤食の症例が立て続けに来院しています。暗がりを(に)散歩させたり、夏休みに入り、子供がおもちゃ遊びをしてそのまま放置するなど、誤食の可能性が高まっていると考えられます。後片付けに注意するなど気をつけましょう。
症例は、
‘撻丱蕕龍を飲み込んだダックス(都城市より夜間救急に来院)。
∋曲發ら帰ってきたら釣り糸(天蚕糸=てぐすいと)と重り(鉛)が口から出ていたダックス。
オセロゲームの駒を誤飲したフレンチブルドッグ。
ぅ宗璽察璽犬領蔚發肇咼法璽襪魘瑤辰織茵璽シャーテリア。
タ郵涙液(ホウ酸)を飲んだパピヨン。
の5頭で、わずか1週間のことです。
症例1 夕べの食餌後、テーブルの上にあったはずの豚バラ竹串がな〜い。飼い主は唖然! 掛り付けの紹介で夜間救急へ。全麻で胃洗浄後、胃に残った串と豚バラを内視鏡で摘出。写真はその串で元の破片も回収。
症例2 掛り付けが電話にでないので、電話帳を調べて夜間へ急行。マナー最悪の太公望は釣師とは言えない。釣り針を放置するようなことは絶対にしないでください。動物に変わってのお願いです。
症例3 オセロゲームの駒を喰ったフレンチブルドッグ。遊んだら後片付けを忘れずに! 君のだらしなさで君のペットは相当の辛苦を味わうことになるのだぞ。
症例4 ソーセージの留金とビニールを喰った症例。これも飼い主の不注意である。
症例5 人工涙液のボトルを噛み、中身を飲んでしまったパピヨン。写真は類似品だが、この種の薬品はホウ酸が含有されている。震えと呼吸速迫が主症状で翌日には回復。薬品類の保管は厳重にしましょう。
2009/07/30 14:10:28【60】