今日の「稚譚・奇譚・恥譚」

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2月28日(土)-たばる先生の「聴く点滴」 or 「効く点滴」-

 今日で2月も終わりで、「2月逃げ月、3月さらさら・・・」という感じです。「三寒四温」は死語なのか、このところ毎日暖かい日が続いています。数日前の東京は降雪でしたが、ここ宮崎は、今年も雪を見ずに終わりそうです。15年前くらいまで、大学の2次試験のころの霙や雪はそう珍しいものではありませんでしたが、このままだと行く末が恐ろしく思えます。
 小生は切羽詰らないと、慌てない性分で、4月2日から始まるMRTラジオの番組タイトル名がなかなか思いつかず、決められない状況でした。そしてその締め切りである2月末日を迎えました。いろいろと考え倦(あぐ)んだ結果、「聴く点滴」に決定した次第です。医療でも獣医療でも「点滴」の威力には敬服する限りです。犬・猫の病気に対して「点滴」のように効果抜群の内容になるように、とのネーミングです。親仁ギャグ的には、「聴く点滴」=「効く点滴」でしょうか。


 前回の「ペット相談」よりも一歩も二歩も突っ込んだ番組にしようと意気込んでいます。担当の戸高洋子アナウンサーには極力迷惑をかけぬよう配慮する所存です。何卒、御拝聴の程を宜しくお願い致します。



2月28日(土)-たばる先生の「聴く点滴」 or 「効く点滴」-2009年02月28日【17】

2月25日(水)-「朦朧体」と「偉大な日本人画家たち」-

 ローマでの「朦朧会見」とヴァチカンでの「破廉恥見学」。小生も、限りなく「朦朧」に近い、無類の「しょうちゅうくれ」だが、もちろん、「国の恥」や「国益損失」に匹敵するほどの「悪態」を吐(つ)いた記憶はない。
 「意識朦朧」とは時に聞く言葉であるが、「朦朧」を広辞苑で字引くと「①おぼろなさま。かすんで暗いさま。②物事の不分明なさま。③意識が確かでないさま。」とある。○川○一大臣の会見は、風邪薬とソムリエ級の財務省随行員が厳選したワインとの相乗作用で、「意識が確かでなく、会談の内容も碌(ろく)に理解も出来ず、会見会場の記者の顔も霞んで」、見えなかったのである。
 「朦朧体」とは、「詩文・絵画などで、明確な意義・輪郭などを有しないもの」(広辞苑)である。1906年(明治39年)、岡倉天心(1862-1913)率いる「日本美術院絵画部」は茨城県五浦(いづら)にて活動を開始した。天心は、4人の弟子の横山大観(1868-1958)、菱田春草(1874-1911)、下山観山(1873-1930)、木村武山(1876-1942)に「雨が降っている状況を点や線でない技法で描けないか」という問題を投げかけた。そこで試みられ、出た答えが、没線描法の「朦朧体」である。薄い墨汁を刷毛(はけ)筆で引いて拡げる手法である。「朦朧体」で描かれた降雨は、ある時は時雨であり、または豪雨でもある。大観の「雨脚が白く染めた(康成の「伊豆の踊子」を拝借)富士の高嶺をV字飛行する雁の群れ」は圧巻である。小生の所望は、川合玉堂(1873-1957)の「谷間(たにあい)の民家の辺(ほとり)にある大きめの水車が時雨に煙っている風景」であるが・・・・・。
 「朦朧体」は泥酔して呂律(ろれつ)が回らない状態の「身体」を言うのではない。「あらゆる大局的な観点から世界を見る」というのが横山大観の雅号の由来である。ヴァチカンの博物館観覧もよろしいが、日本の巨匠・大観の作品を前に正座して、「大観」してもらわねばならない。

2月25日(水)-「朦朧体」と「偉大な日本人画家たち」-2009年02月25日【15】

2月11日(水)-やっぱりあった「イワシ酸」-

 小生の大の所望である「鰯」の油について調べてみると、やっぱりあった「イワシ酸」。一般名は英語でClupanodonic acidと言うらしいが、手許の医学辞書によると「鰮酸CH3CH2CH:CH(CH)2CH:CHCH2[CH:CH(CH2)2]3COOH(鱈、鰮等の魚油から得られる不飽和酸で、グリセリッドとして存在する)」とある。
 イワシ酸は、かの有名な「エイコサペンタエン酸=EPA」の仲間である。EPAはαリノレン酸やこれまた有名な「ドコサヘキサエン酸=DHA」の仲間で「ω(オメガ)-3脂肪酸」に属する。ω-3脂肪酸は、リノール酸、γ(ガンマ)リノレン酸、ジホモγリノレン酸、それにアラキドン酸の「ω-6脂肪酸」と共に「必須脂肪酸」として分類されている。必須脂肪酸は、分子内の炭素鎖に二重結合や三重結合を含む「不飽和脂肪酸」に属し、一重結合のみの酪酸やラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸などの「飽和脂肪酸」と合わせて、「脂肪酸」という。今流行の「逆(方向)分類」をしてみたので、悪しからず。
 EPAやDHAなどの必須脂肪酸は、体内では合成不可能であるから、その名がある。しかし、アラキドン酸はリノール酸から、EPAとDHAはリノレン酸から体内で作ることができる。これらの不飽和脂肪酸は魚油や植物油に多く含まれ、逆に動物性油に多いのが飽和脂肪酸である。飽和脂肪酸も血管壁などの構成成分として重要であるが、摂取過多は生体に有害となる。これとは対照的に不飽和脂肪酸、特にEPAとDHAのω-3脂肪酸は、脳卒中や心筋梗塞、高血圧、動脈硬化などの予防、血栓溶解および血管拡張作用、記憶力の向上や認知症の予防、発ガン抑制作用、アトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー疾患の改善など、人体への好影響が叫ばれいるのが現状である。
 ついでに脂肪酸で「絶対悪」視されるのが「トランス脂肪酸」と言われるものだ。不飽和脂肪酸を多く含有する植物油脂に水素を添加して食品化したものがそれで、「マーガリン」や「ショートニング(味付けの無いマーガリン)」などは、本来の不飽和脂肪酸が構造変化し「トランス型」となったものである。トランス脂肪酸は血液中の悪玉コレステロールを上昇させ、善玉コレステロールを低下させるため、動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞の原因となる。盆と正月ではないが、年に2回は御相伴に与(あずか)りたい○○バーガーやフライドポテト、フライドチキンに使われる調理油(揚げ油)について、国内の会社や業者はトランス型を排除したのか、心配である。
 1日に必要なEPAやDHAの摂取量は、鰯2匹である。小生にとっては楽勝であるが、毎日鰯を求めにスーパーに通う人に感謝しなくてはなるまい。生活習慣病予防に対する「鰯(鰮)の効能」を勝手に「イワシ」てもらった。




2月11日(水)-やっぱりあった「イワシ酸」-2009年02月11日【13】

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