今日の「ちょっとイイ譚・ウマイ譚」
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今週の「ちょっとイイ譚・ウマイ譚」(2022年12月18日~12月24日)
●12月20日
「武士の一分」。「ぶしのいちぶん」と読む。意味は、「侍が命をかけて守らなければならない名誉や面目」だが、武士に限らず人間そのものに当てはまる。2006年の山田洋次監督の映画「武士の一分」で有名になった。原作は藤沢周平の「盲目剣谺返し」。初出は「オール讀物」で、昭和55(1980)年7月。文庫本では、「隠し剣 秋風抄」(文春文庫)に掲載され、手元の文庫本では、377ページにのその”一文”はある。ところが最近読んだ池波正太郎の「荒木又右衛門」(「あほうがらす」・新潮文庫)にもその”一文”がある。手元のものでは122ページである。この「荒木又右衛門」の初出は昭和53年5月刊の「秘伝」(立風書房)とある。目くじら立てる譚ではないが、「武士の一分」は池波正太郎の方が2年先輩、という戯言。しかしどちらも復讐や仇討の話には違いがない。
今週の「ちょっとイイ譚・ウマイ譚」(2022年12月18日~12月24日) | 2022年12月20日【268】
今週の「ちょっとイイ譚・ウマイ譚」(2022年8月7日~8月13日)
用あって山口市湯田温泉へ。写真はその時のもので、「三翠園」の桐間から眺めた庭園。山水園は、昭和天皇皇后陛下が昭和31年と38年の二度も宿泊した数寄屋造りの宿屋さん。部屋や庭園
→池の水は温泉湧水という。
昭和天皇が植樹したと書かれた石柱があり、小振りの松の翠濃い針葉が繊細に剪定されていた。ひとりの庭師が忙しなく働いていた。何処かの県営の球場とは大違いだ。
写真は、庭園奥の小さき滝から落ちる温泉水。湯気げ出ている。園内駐車場端の小さな水路も湯気が立ち上っており、手を差し入れると風呂の温度と同程度であった。内風呂の水を口に含む
→の施設とは異なるとか。松の枝振りも最高にゴージャスでした。
●「夜の空」
▼年を経て、最近気になる事のひとつに月の出、月の入りがある。この炎天下、お日様を仰ぎ見る気にはなれないが、夜の月は何故か気にかかる。
▼「名月を取ってくれろと泣子哉」。言わずもがな、一茶の作句である。文化十年に詠まれた。この句は、「子どもがいったこととして詠んであるが、実際には一茶自身の思いであったらしい。」(大谷弘至 編「小林一茶」・角川ソフィア文庫・p36)。
▼同著には、一茶の同時の作として「名月や寝ながらおがむていたらく」・「名月やとばかり立居むつかしき」が挙げられる。当時の一茶は、尻のデキモノで75日間の病臥中であったらしいが・・・・・・。
▼今現在は8月7日の23時を過ぎている。WOWOWライブで全英AIG女子オープンを観ながら、このコラムを書いている。待てよ、日本とイギリスの時差は8時間ではなかったか? 渋野日向子のスタートは日本時間で23時50分の予定という。現地の陽は高いようだ。そこでスコットランドミュアフィールドゴルフクラブの日の出日の入りを調べるに、本日(8月7日)の日の出が5時28分、日の入りが21時07分とある。緯度(現地は北緯56度2分31秒)の関係であろう。それに8月4日の気温は13度とのことで、寒い。因みに稚内の「日本最北端の地の碑」の緯度は北緯45度31分22秒だそうな。
▼譚が月から日にかわったようだが、興味本位の徒然に。現地スコットランドミュアフィールドゴルフクラブの日本との時差と日の入りが腑に落ちなかったので調べたのである。2022年の「中秋の名月」は9月10日(旧暦8月15日)で、今年は運よく「満月」とのこと。
8月7日。続。
今週の「ちょっとイイ譚・ウマイ譚」(2022年8月7日~8月13日) | 2022年08月07日【267】
今週の「ちょっとイイ譚・ウマイ譚」(2022年7月24日~7月30日)
7月27日、夏の甲子園宮崎県予選は決勝戦。我が母校の西高は、アッパレにも0:2で準優勝。山本由伸、戸郷翔征に比肩するとしてドラフト注目の好投手、日高暖己選手の「この大会一番の出来
→引き締まった好ゲーム。もしやの予期(相手富島のエラーや日高投手の乱調)せぬことがあれば、優勝もありえた。富島高校の甲子園でのベスト4入りを願おう。写真は「まちがい探し」。私
→存在が気になって気になって我慢しきれずに木花の事務所に電話を入れた。そうしたら5回終了時のグランド整備の間に、その雑草が抜き取られていたのだ。年間数千万円の維持管理金を
の大雨で試合が中断したのだが、球場の天井の樋が亀裂破損しおり、見ての通り、滝のような雨漏りが発生していた。我々は入場料と駐車料(なぜか土日のみで平日開催は無料。この日の決
あろうか。常時駐車料を取れば、なにがしかの足しになるであろうに。極めつけは、写真の津波の避難塔。このインフラはスタジアムに入るための誘導施設であろうが、このような手の込ん
今週の「ちょっとイイ譚・ウマイ譚」(2022年7月24日~7月30日) | 2022年07月24日【266】
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