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「今週のCT症例」・その40
症例40
パピヨン 1歳 持続する肝酵素上昇
避妊手術の術前検査で肝酵素上昇を認める。
強肝剤や肝細胞保護剤を投与するが、肝酵素上昇が持続。肝機能の検査を実施したところ、総胆汁酸の上昇を認める。門脈体循環シャントを疑い、CT検査を実施。
CT検査の結果、門脈体循環シャント(脾静脈-横隔静脈シャント)と診断。
この症例も症例39同様にCTにて門脈体循環シャントと診断し、セロハンバンディング法によるシャント血管閉塞術を実施。
同じ門脈体循環シャントでも血管の走行は個体差が大きいため、診断と手術の計画にはCT検査が非常に有用である。
2022年12月10日【465】
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